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一般皮膚科・円形脱毛症 alopecia_areata

円形脱毛症とは

円形脱毛症とは髪の毛が突然抜け始める病気ですが、脱毛は円形に限らずまだらに抜けたりして拡がることもあります。自然経過で治ってしまうものもあれば、治療期間が数カ月にも及ぶことがあります。原因は、免疫反応、遺伝、体質、ストレスだけでなく、甲状腺の病気や膠原病が原因のこともあるため、採血にて確認することが大切です。

原因

髪の毛の作られる部分がリンパ球によって異物とみなされ攻撃を受ける結果、毛を作る機能が損なわれる自己免疫反応が原因の一つと考えられています。精神的ストレスが関係していることもあります。多くの場合、毛の構造全体が破壊されるわけではありませんので治療によって発毛が期待できます。円形脱毛は、毛が抜けても毛の構造全体は破壊されているわけではないので、発毛の可能性は常にあります。

治療

円形脱毛症では、患者さんの症状,年齢などをよく考えて最も適切な治療を選ぶことが大切です。

  1. 外用剤治療
    • ステロイド外用
      毛包部で起こっている自己免疫反応を抑え込みます。
    • フロジン液
      再生した毛髪の血行を促進して発毛を促します。
  2. 光線治療(エキシマライト)
    エキシマライトとは別名ターゲット型ナローバンドUVBといわれる紫外線治療法です。
    病巣部分に照射することによって過剰化したリンパ球・T細胞を抑制し、難治性脱毛にも効果を認めます。
  3. ステロイド注射
    脱毛部にケナコルトというステロイド注射をします。
    直接、病変部にステロイドを使って自己免疫反応を抑えようとする治療です。
    副作用として皮膚萎縮(陥凹)などの副作用が出る場合があります。
  4. ステロイド内服
    特に激しい脱毛症状がある場合は、ステロイドの飲み薬や点滴にによる治療を行うこともあります。
  5. グリチロン、セファランチン、抗アレルギー剤などの内服
    円形脱毛症の方は、アトピー性皮膚炎を伴っていることも多く、
    抗アレルギー作用、抗炎症作用の薬を使用します。

注意点

円形脱毛症だからといって特に日常生活の制限などはありません。患者さんの中には、毛が抜けることが心配なあまり洗髪を控えてしまう方が見受けられますが、頭皮、特に毛穴を清潔に保つことは新しい毛の成長を促す上で大切です。怖がらずきちんと洗髪しましょう。また極端に強いマッサージなどは逆に毛の再生の妨げとなりますのでおすすめできません。

よくある質問

円形脱毛症は治るものですか?
脱毛の少ない場合は、ほとんど自然に治り、治療も不要なくらいです。しかし、広く抜けている場合ほど、脱毛が長引き、全頭型や汎発型では数年以上続くこともあります。ただし、例え何年も脱毛が続いていても、毛包の大元の細胞(幹細胞)は残っていますので、治療がうまく効けば毛がもどってきます。さらに自然の経過で思いもよらず生えてくることもあります。つまり、リンパ球の炎症が抑えられさえすれば、成長期の毛包は回復するのです。

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