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一般皮膚科・アトピー atopic

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とは、もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られる皮膚の炎症を伴う病気です。

主な症状は湿疹とかゆみで、良くなったり悪くなったりを繰り返し、経過が長いことが特徴です。湿疹の多くは左右対称性にみられ、乳幼児は皮膚の薄い顔などにできやすく、成長するにつれて肘・膝の裏の部位から背中、お尻など広範囲に広がっていきます。

原因

アトピー性皮膚炎の根本には、本来退治する必要のないものに対しても不必要に炎症が起きてしまう「免疫の過剰反応」があります。

免疫が過剰に反応する理由としては、もともとのアレルギーを起こしやすい体質(アトピー素因)や皮膚のバリア機能低下が大きく関係しますが、その他にも長期間皮膚に加わる強い刺激やストレス、疲労なども悪化因子となります。

※当院では、1回の採血でアレルギーを起こしやすい39項目を調べる検査(View39)やパッチテストを行っています。

治療

アトピー性皮膚炎の治療には、新百合ヶ丘駅徒歩1分の当院では主に以下の4つの柱を組み合わせて提案いたします。

1)外用薬(塗り薬)

① ステロイド外用薬

免疫反応を抑える働きがあります。「ステロイドは怖い」と考えて中途半端に使うとかえって症状を悪化させたり長引かせたりすることがあります。指示通りに必要な量を必要な期間使い続けることが大切です。

② 免疫抑制外用薬

ステロイド外用薬を長期間使い続けることによる副作用が不安な場合や、ある程度炎症が落ち着いた維持療法期などに使われます。

2)内服薬(飲み薬)

① 抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬

掻きむしりによる症状悪化を防ぐため、かゆみ止め・予防として使用します。

② ステロイドの飲み薬

塗り薬で抑えられないほど重症化した場合に、一定期間限定で使用することがあります。

③ 免疫抑制薬の飲み薬

これまでの治療で十分な効果が得られず、強い炎症が広範囲に生じている16歳以上の患者さんに最大3か月まで使用することがあります。

3)保湿剤

皮膚の乾燥はバリア機能を低下させるため、保湿剤で常に潤いを保つことが治療の土台となります。

4)紫外線療法

紫外線の免疫反応を調整する作用を利用した治療方法です。

当院では、新型ターゲット型紫外線治療器「エキシプレックス308+」を導入しています。外用薬だけでは十分に症状をコントロールできない場合などに、症状の範囲や皮膚の状態を確認し、医師が治療の適応を判断します。

紫外線療法は、外用薬や保湿などの日常的な治療に代わるものではなく、必要に応じて組み合わせて行います。

ターゲット型紫外線治療器の詳細はこちら

エキシプレックス308+による紫外線療法について詳しく見る

注意点(日常のケア)

  • ☑ チクチク、ゴワゴワする服は着ないよう心がけましょう。
  • ☑ 入浴時は熱いお湯に気をつけて、石鹸やシャンプーは低刺激なものを使用します。
  • ☑ 室内を清潔にし、適度な温度と湿度を保ちましょう。
  • ☑ 皮膚のバリア機能を正常に保つため、十分な栄養と睡眠が必要です。

よくある質問

ステロイドの塗り薬は、副作用が恐いといわれていますがどのように使えばよいですか?
皮膚に塗るステロイド外用薬はほぼ塗った場所だけに作用するため、全身性の副作用は最小限にとどまります。医師の指示通りに使用していれば心配しすぎる必要はありません。ただし長期使用により皮膚萎縮などの局部的な副作用が生じることがあるため、自己判断で中断せず医師の指示に従ってください。

ステロイド外用薬は、どのようにつければよいですか?
原則1日2回(朝・夕)塗ります。人差し指の先端から第1関節までの量(約0.5g=1FTU)が成人の両手分の適量です。すり込まず「乗せる」ようにやさしく塗り広げます。入浴後などの清潔な皮膚に塗るのが効果的です。

アトピー性皮膚炎でお悩みの方へ

アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返すため、自己判断で治療を中断しないことが大切です。かゆみが強い、なかなか治らないなどでお悩みの場合は、皮膚科専門医にご相談ください。


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