帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは
身体の左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点(はんてん)と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。新百合ヶ丘駅徒歩1分の当院でも、日常的にご相談の多い疾患です。
帯状疱疹は、身体の中に潜んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって起こります。水ぼうそうにかかったことのある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
原因
はじめて水痘・帯状疱疹ウイルスに感染した時は「水ぼうそう」として発症します。治った後もウイルスは体の神経節(神経の細胞が集まった部分)に潜んでいますが、健康な間は活動が抑えられています。
しかし、加齢やストレス、過労、病気などによって免疫力が低下したときにウイルスが再び活動を始め、神経を伝わって皮膚に到達し、帯状疱疹として発症します。
治療
帯状疱疹の治療は、なによりも「早期発見・早期治療」が重要です。
治療は「抗ヘルペスウイルス薬(飲み薬)」を中心に行われます。ウイルスの増殖を抑えることで、急性期の皮膚症状や痛みをやわらげ、治るまでの期間を短縮します。
また、必要に応じて消炎鎮痛薬や神経障害性疼痛治療薬を併用し、早期に痛みを取り除くことで、後遺症である「帯状疱疹後神経痛(PHN)」を残さない治療を心がけています。
注意点(日常生活のポイント)
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☑できるだけ安静に
疲労やストレスが回復を遅らせます。十分な睡眠と栄養をとり、心身ともに安静を心がけましょう。 -
☑患部を冷やさない
患部が冷えると痛みがひどくなります。できるだけ温めて血行を良くしましょう。(カイロ等によるやけどには注意してください) -
☑水ぶくれを破らない
細菌感染による化膿や痕(あと)が残るのを防ぐため、患部は触らないようにしましょう。 -
☑乳幼児との接触を控える
水ぼうそうにかかったことのない子供には、水ぼうそうとして発症させる可能性があるため、すべてかさぶたになって治るまで接触は控えましょう。
よくある質問
帯状疱疹でお悩みの方へ
帯状疱疹は治療のスタートが遅れると、長期間にわたって痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」になるリスクが高まります。身体の片側にピリピリ・チクチクとした痛みや赤い発疹が出た場合は、我慢せずに早めに皮膚科へご相談ください。



