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一般皮膚科・円形脱毛症 alopecia_areata

円形脱毛症とは

円形脱毛症とは髪の毛が突然抜け始める病気ですが、脱毛は円形に限らずまだらに抜けたりして拡がることもあります。自然経過で治ってしまうものもあれば、治療期間が数カ月にも及ぶことがあります。

原因は、免疫反応、遺伝、体質、ストレスだけでなく、甲状腺の病気や膠原病が原因のこともあるため、採血にて確認することが大切です。

原因

髪の毛の作られる部分がリンパ球によって異物とみなされ攻撃を受ける結果、毛を作る機能が損なわれる「自己免疫反応」が原因の一つと考えられています。精神的ストレスが関係していることもあります。

※多くの場合、毛の構造全体が破壊されるわけではありませんので、治療によって発毛が期待できます。毛が抜けても発毛の可能性は常にあります。

治療

円形脱毛症では、新百合ヶ丘駅徒歩1分の当院にて、患者さんの症状、年齢などをよく考えて最も適切な治療を選択します。

1)外用剤治療(塗り薬)

① ステロイド外用

毛包部で起こっている自己免疫反応を抑え込みます。

② フロジン液

再生した毛髪の血行を促進して発毛を促します。

2)光線治療(エキシマライト)

当院では、円形脱毛症に対する紫外線療法として、新型ターゲット型紫外線治療器「エキシプレックス308+」を導入しています。

308nmの紫外線を脱毛部へ照射し、毛包周囲で生じている免疫反応の調整を目的として行います。

脱毛の範囲、進行状況、年齢、これまでの治療経過などを確認し、医師が治療の適応を判断します。外用薬や内服薬など、ほかの治療と組み合わせる場合があります。

ターゲット型紫外線治療器の詳細はこちら

エキシプレックス308+による紫外線療法について詳しく見る

3)ステロイド内服(飲み薬・点滴)

特に激しい脱毛症状がある場合は、ステロイドの飲み薬や点滴による治療を行うこともあります。

4)その他の内服薬

円形脱毛症の方はアトピー性皮膚炎を伴っていることも多く、グリチロン、セファランチン、抗アレルギー剤などの抗アレルギー作用、抗炎症作用の薬を使用することがあります。

注意点(日常のケア)

  • 円形脱毛症だからといって特に日常生活の制限などはありません。
  • 毛が抜ける心配から洗髪を控えがちですが、頭皮(毛穴)を清潔に保つことが新しい毛の成長を促します。怖がらずきちんと洗髪しましょう。
  • 極端に強いマッサージなどは逆に毛の再生の妨げとなりますのでおすすめできません。

よくある質問

円形脱毛症は治るものですか?
脱毛の少ない場合は、ほとんど自然に治ります。広く抜けている場合ほど長引くこともありますが、毛包の大元の細胞(幹細胞)は残っていますので、治療が効けば毛が戻ってきます。リンパ球の炎症が抑えられさえすれば、成長期の毛包は回復します。

ストレスが原因と聞きましたが、本当ですか?
精神的なストレスは発症の「きっかけ(引き金)」になることはありますが、根本的な原因は毛根に対する「自己免疫反応(自分の免疫が毛根を攻撃してしまうこと)」と考えられています。そのため、特に思い当たるストレスがない状態でも発症する方は多くいらっしゃいます。

治療期間はどのくらいかかりますか?
脱毛の範囲や症状によって大きく異なります。単発で範囲が狭い場合は数ヶ月で自然に治ることもありますが、多発している場合や範囲が広い場合は、半年から数年にわたる根気強い治療が必要になることもあります。焦らずにしっかりと治療を続けることが大切です。

円形脱毛症でお悩みの方へ

円形脱毛症は早期に適切な治療を開始することで、回復を早めることが期待できます。抜け毛が急に増えた、円形の脱毛斑を見つけたという場合は、お一人で悩まずに早めに皮膚科へご相談ください。


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